2008年4月10日木曜日

FreeBSD 7.0インストール

なにはともあれ、FreeBSD 7.0-Releaseをインストールしないことには前に進まないので、用意したパソコン( VIA C3 Samuel2 )にインストールしてみます。

FreeBSDのオフィシャルページ( http://www.freebsd.org/ )の「FreeBSDを入手する」("get FreeBSD")ページで、i386のisoイメージを選び、"7.0-RELEASE-i386-bootonly.iso"というisoイメージをダウンロードしてCD-RWに焼く。

そのCD-RWからブートして、インストール!

FreeBSDのインストールは何度もやっているので引っかかるところもなく無事終了。

以前は、CD-ROMを入手して、CD-ROMから全てをインストールしていたが、ネットワーク接続が速くなったので、ftpインストールでも充分耐えられます。

今回は、全部リビルドする予定で考えているので、インストールタイプはdevelopperにして、全ソースをインストールしておきました。

ここから、リビルドに入って行きます。

まず、 /etc/make.confにコンパイルのオプションに、VIA C3向けのcputype、
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cputype=c3
--
を追加。

KERNELコンフィグファイル( /usr/src/sys/i386/conf/GENERIC )を"SAMUEL2"という名前のファイルにコピー("SAMUEL2"は、VIA C3 733MHz の開発コード名)、そのコンフィグファイルに、VIA C3向けのオプションを追加(名前はなんでもよいのですが、とにかくコピーを編集)。
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machine i386

options CPU_WT_ALLOC
options CYRIX_CACHE_REALLY_WORKS
--
これらのオプションは、FreeBSDのQ&Aやメーリングリストのログなどを検索して、この辺が妥当そうだと判断したものです。

srcツリーをCVSで最新の状態にするため、以下のコマンドを実行。
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cd /usr/ports/net/cvsup-without-gui
make
make install
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cvsup-without-guiをportsからインストールしておき、
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cd /usr/src
cvsup -L 2 -h cvsup.jp.freebsd.org /usr/share/examples/cvsup/stable-supfile
--
これで、srcツリーを最新の安定版の状態にできました。

いよいよ、リビルドです。

FreeBSDハンドブック「17.4."world"の再構築」にしたがって、以下の手順で作業を進めます。
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# cd /usr/src
#
make buildworld
# make buildkernel KERNCONF=SAMUEL2
# make installkernel KERNCONF=SAMUEL2
# reboot
シングルユーザモードで起動
#cd /usr/src
#
mergemaster -p
# make installworld
# mergemaster
# reboot
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さて、うまく行くでしょうか?
楽しみです。

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