さて、VIA C3(Samuel2) 733MHz のマシンのインストールとC3への最適化にメドが経ったので、
PC-BSDの方を使えるようにしていきます。
まず、メールを読み書きする環境を、PC-BSDに構築して、移行する。
と、言っても、PBIでThunderbirdをインストールして、アカウントの設定をすれば、出来上がり!
PC-BSDの非常にユーザフレンドリに出来ている部分だと思います。
具体的な手順は、
1.pbiDIRにアクセスし、メール関連のディレクトリをチェック、
メールアプリを検討!
僕は、PC-Windows環境でも、Thunderbirdを使っているので、
迷わず、Thunderbirdに決定。
ちなみに、他に、sylpheed、のPBIが登録されていました
pbiDIR : http://www.pbidir.com/
2.インストールするPBIをダウンロード!
ThunderbirdのPBIをダウンロード
3.ダウンロードしたPBIをダブルクリックで開く!
PBIを起動すると、自動的にインストーラが起動。
Windowsのインストーラとほぼ同じように、インストール出来ます!
4.インストールしたソフトの設定!
Thunderbirdの設定では、おもに、アカウントの情報をキチンと
書いてあげれば、うまく動きます。
特に、Thunderbirdみたいに、マルチプラットフォームで操作が共通の
アプリの場合、Windowsと変わらないです。
と、言う風に、簡単設定で、使用開始できます。
2008年4月30日水曜日
installworld成功!
トラブって、深みにハマって、長らくかかったけれど、やっと、
FreeBSD 7.0-Release をインストールして、VIA C3(Samuel2) 733MHz向けにWolrdおよびkernelの再構築が成功しました。
(トラブルの原因は、cvsupでの指定ミスか?6.3のソースとの混合と思われる)
さて、portsをアップデートして、
apache2.2
sabma3
mt-daapd
をインストールして行きましょうか!
いっときは、うまく行かなくて、ちょっとめげてたけど、
なんか、希望がモテるようになってきた。
リリースのフィックスしたものを、正しく取ってくれば、安定度も高く、システムに合わせてのportsのビルドも安心して導入できるのも FreeBSD の大きな魅力、メリットですね。
コミッターやソース開発者に皆さんのおかげです。
FreeBSDに感謝!感謝!
FreeBSD 7.0-Release をインストールして、VIA C3(Samuel2) 733MHz向けにWolrdおよびkernelの再構築が成功しました。
(トラブルの原因は、cvsupでの指定ミスか?6.3のソースとの混合と思われる)
さて、portsをアップデートして、
apache2.2
sabma3
mt-daapd
をインストールして行きましょうか!
いっときは、うまく行かなくて、ちょっとめげてたけど、
なんか、希望がモテるようになってきた。
リリースのフィックスしたものを、正しく取ってくれば、安定度も高く、システムに合わせてのportsのビルドも安心して導入できるのも FreeBSD の大きな魅力、メリットですね。
コミッターやソース開発者に皆さんのおかげです。
FreeBSDに感謝!感謝!
2008年4月29日火曜日
buildkernelに12時間!だが、成功!
カーネルの再構築に、ほぼ12時間かかった。
でも、成功したから、結果オーライ!
クリーンインストールしてからは、順調です。
ただし、コンパイルはすごく遅い。
やはり、C3(Samuel2) 733MHzには、荷が重いのか?
それでも、FreeBSD 6.3-Releaseのときより、速い気がする。
やっぱり、
6.3 < much faster < 7.0
ということですね。
でも、成功したから、結果オーライ!
クリーンインストールしてからは、順調です。
ただし、コンパイルはすごく遅い。
やはり、C3(Samuel2) 733MHzには、荷が重いのか?
それでも、FreeBSD 6.3-Releaseのときより、速い気がする。
やっぱり、
6.3 < much faster < 7.0
ということですね。
buildworldもやっと終わった!
4日あまりかかった、なんとか、buildworldも正常終了した。
前回のえらーの原因は、やはり、ソースの整合性がおかしかったのかもしれない。
cvsupでソースをアップデートするのも、今回、やり始めたので、ミスが有ったのかもしれない。
定期的に間違いなくcvsupを実施するためには、やはり、週一くらいでcronに登録しておくのが正しいのかな?
とにかく、あとは、kernelを再構築して、シングルユーザで立ち上げて、mergemasterしつつ、installworldをする手順。
そのあたとは、各種portsのインストールと設定をして、ホームサーバとして動かしていこう。
前回のえらーの原因は、やはり、ソースの整合性がおかしかったのかもしれない。
cvsupでソースをアップデートするのも、今回、やり始めたので、ミスが有ったのかもしれない。
定期的に間違いなくcvsupを実施するためには、やはり、週一くらいでcronに登録しておくのが正しいのかな?
とにかく、あとは、kernelを再構築して、シングルユーザで立ち上げて、mergemasterしつつ、installworldをする手順。
そのあたとは、各種portsのインストールと設定をして、ホームサーバとして動かしていこう。
2008年4月24日木曜日
buildkernelは成功!
クリーンインストール後、以下の設定を変更で、buildkernelが成功した
(buildkernelの方がかかる時間が短いので、とりあえず、テストとして実行)
/etc/make.conf
--
CPUTYPE=c3
CFLAGS= -O -pipe
--
KERNCONF
--
#cpu I486_CPU
#cpu I586_CPU
cpu I686_CPU
options CPU_WT_ALLOC
options CYRIX_CACHE_REALLY_WORKS
--
今度は、I686を残し、I486,I586をコメントアウトしてみた。
また、存在しないデバイスはザクザク削除してみた。
さて、buildworldにトライしてみよう。
(buildkernelの方がかかる時間が短いので、とりあえず、テストとして実行)
/etc/make.conf
--
CPUTYPE=c3
CFLAGS= -O -pipe
--
KERNCONF
--
#cpu I486_CPU
#cpu I586_CPU
cpu I686_CPU
options CPU_WT_ALLOC
options CYRIX_CACHE_REALLY_WORKS
--
今度は、I686を残し、I486,I586をコメントアウトしてみた。
また、存在しないデバイスはザクザク削除してみた。
さて、buildworldにトライしてみよう。
buildworldがエラーする件
VIA C3(Samuel2 733MHz)で buildworld / buildkernel がエラーする件、クリーンインストールからやり直し中。
エラーしてたころのGENERICカーネルのconfファイルでは、スケジューラがULEになってたと記憶。クリーンインストールしたら、スケジューラは4BSDだった。なにかでソースをcurrentのものかなにか、混入させてしまったのかも?
cvsupのsupfileの指定を誤ったか?
とにかく、クリーンインストールで、buildが成功してくれますように!
エラーしてたころのGENERICカーネルのconfファイルでは、スケジューラがULEになってたと記憶。クリーンインストールしたら、スケジューラは4BSDだった。なにかでソースをcurrentのものかなにか、混入させてしまったのかも?
cvsupのsupfileの指定を誤ったか?
とにかく、クリーンインストールで、buildが成功してくれますように!
2008年4月23日水曜日
PC-BSDのアップデート
PC-BSDの1.5.1アップデートが出た!
SystemUpdateがアップデートをうながしてくれて、簡単にアップデートできた。
数日前の、sshdのセキュリティアドバイザリの対応アップデートもすぐに出たし。
MicrosoftUpdateと同じくらい簡単。これなら、PC-BSDで良いじゃん!
1.5.1アップデートの適用には、結構な時間がかかった。
特に、途中でリブートしてから、ブート中にパッケージの削除と追加をやっているようで、その時間が長かった。
と言っても、他のことをしているうちに終わってたので、手間いらずでした。
SystemUpdateがアップデートをうながしてくれて、簡単にアップデートできた。
数日前の、sshdのセキュリティアドバイザリの対応アップデートもすぐに出たし。
MicrosoftUpdateと同じくらい簡単。これなら、PC-BSDで良いじゃん!
1.5.1アップデートの適用には、結構な時間がかかった。
特に、途中でリブートしてから、ブート中にパッケージの削除と追加をやっているようで、その時間が長かった。
と言っても、他のことをしているうちに終わってたので、手間いらずでした。
2008年4月22日火曜日
2008年4月20日日曜日
比較用に用意したマシンでX11、gnomeを!
buildworldの実行時間がPentium3S 1.13GHzでどれくらいかかるか?大雑把に比較するために用意したマシンですが、
せっかくなので、X11とgnomeをportからインストールしてみることにしました。
まず、
--
cvsup -g L2 -h cvsup.jp.freebsd.org /usr/share/example/cvsup/ports-supfile
--
ポートツリーをアップデート!
あとは、
--
cd /usr/ports/x11/xorg
make all install clean
--
FreeBSDハンドブックの"X11 Configurations"(英語版をみます。日本語ハンドブックはまだ、XFree86の設定方法が載っていますので)
フォンとの追加も一応やって、
gnome のインストールです。
--
cd /usr/ports/x11/gnome2
make all install clean
--
そのあと、とりあえず、ルートじゃないユーザのホームディレクトリに
.xinitrcファイルを作成。
--
/usr/local/bin/gnome-session
--
と記述して、そのユーザで
--
startx
--
とコマンドを実行して、gnomeのデスクトップ環境が表示されました。
そうそう、/etc/hosts に自分のFQDNのエントリを記述しておきました。(まだ、ネームサービスが立ち上がってないし。どうするかも考えてないもんね)
日本語入力環境も、今後、整えなければ!
せっかくなので、X11とgnomeをportからインストールしてみることにしました。
まず、
--
cvsup -g L2 -h cvsup.jp.freebsd.org /usr/share/example/cvsup/ports-supfile
--
ポートツリーをアップデート!
あとは、
--
cd /usr/ports/x11/xorg
make all install clean
--
FreeBSDハンドブックの"X11 Configurations"(英語版をみます。日本語ハンドブックはまだ、XFree86の設定方法が載っていますので)
フォンとの追加も一応やって、
gnome のインストールです。
--
cd /usr/ports/x11/gnome2
make all install clean
--
そのあと、とりあえず、ルートじゃないユーザのホームディレクトリに
.xinitrcファイルを作成。
--
/usr/local/bin/gnome-session
--
と記述して、そのユーザで
--
startx
--
とコマンドを実行して、gnomeのデスクトップ環境が表示されました。
そうそう、/etc/hosts に自分のFQDNのエントリを記述しておきました。(まだ、ネームサービスが立ち上がってないし。どうするかも考えてないもんね)
日本語入力環境も、今後、整えなければ!
KERNCONFの怪しい設定
試しに、KERNELの再構築をしてみたところ、
--
/usr/src/sys/kern/kern_clock.c: In Function 'sysctl_kern_cp_times' :
/usr/src/sys/kern/kern_clock.c:125: warning: unused variable 'i'
*** Error code 1
--
とのエラーが出て止まっている。
KERNELのコンフィグファイルに何か変な事書いたかなぁ〜。と、コンフィグファイルをみてみたら。
--
machine i386
cpu I486_CPU
cpu I586_CPU
#cpu I686_CPU
options CPU_WT_ALLOC
options CYRIX_CACHE_REALLY_WORKS
--
と、"cpu I686_CPU"の設定をコメントアウトしていた!
これが、おかしな事を引き起こしたのか??
"machine i386"の設定も、defaultの中で記述しているから、不必要の様子!
とりあえず、思い当たるのは、これなので、ここだけ直して、
--
cd /usr/src
make buildkernel KERNCONF=SAMUEL2
--
と実行してみて、ビルドエラーがどうなるか試してみよう。
--
/usr/src/sys/kern/kern_clock.c: In Function 'sysctl_kern_cp_times' :
/usr/src/sys/kern/kern_clock.c:125: warning: unused variable 'i'
*** Error code 1
--
とのエラーが出て止まっている。
KERNELのコンフィグファイルに何か変な事書いたかなぁ〜。と、コンフィグファイルをみてみたら。
--
machine i386
cpu I486_CPU
cpu I586_CPU
#cpu I686_CPU
options CPU_WT_ALLOC
options CYRIX_CACHE_REALLY_WORKS
--
と、"cpu I686_CPU"の設定をコメントアウトしていた!
これが、おかしな事を引き起こしたのか??
"machine i386"の設定も、defaultの中で記述しているから、不必要の様子!
とりあえず、思い当たるのは、これなので、ここだけ直して、
--
cd /usr/src
make buildkernel KERNCONF=SAMUEL2
--
と実行してみて、ビルドエラーがどうなるか試してみよう。
2008年4月19日土曜日
セキュリティアドバイザリを入れて、buildworldだ!
FreeBSD Project のページに Security Advisories がでてた!
OpenSSHの修正とのこと、これも入れて buildworld をやり直そう!
セキュリティブランチをCVSUPで更新するには、
CVSUP の SUPFILE (/usr/share/example/cvsup/stable-supfile) の tag を修正
--
tag=RELENG_7
↓
tag=RELENG_7_0
--
cvsupのコマンドを実行
--
cvsup -g L 2 -h cvsup.jp.freebsd.org /usr/share/example/cvsup/stable-supfile
--
そして、buildworldの手順は同じ!
やってみるかな。
buildworld の出力をログとして書き出して保存しておくのを忘れないようにしなければ!
OpenSSHの修正とのこと、これも入れて buildworld をやり直そう!
セキュリティブランチをCVSUPで更新するには、
CVSUP の SUPFILE (/usr/share/example/cvsup/stable-supfile) の tag を修正
--
tag=RELENG_7
↓
tag=RELENG_7_0
--
cvsupのコマンドを実行
--
cvsup -g L 2 -h cvsup.jp.freebsd.org /usr/share/example/cvsup/stable-supfile
--
そして、buildworldの手順は同じ!
やってみるかな。
buildworld の出力をログとして書き出して保存しておくのを忘れないようにしなければ!
buildworldエラーしちゃった!
VIA C3 でのbuildworld が、エラーしてしまった。
カーネル関係の構造体定義が未定義でエラーしたように見える。
まさか、エラーするとは思っていなかった(のが悪いのですが)。
6.3-Releaseでは、同じ設定でbuildworld出来たはずだったので、油断してました。
makeの出力をちゃんとログにとって、再挑戦です。
また、何日か、かかってしまうでしょう。
ちなみに、Pentium3S 1.13GHzの方は、マザーボードにCPUを挿すところも入れて、半日(6時間)×2回で、12時間くらいでは終わってると思う。
片手間に作業してるので、いい加減です。
カーネル関係の構造体定義が未定義でエラーしたように見える。
まさか、エラーするとは思っていなかった(のが悪いのですが)。
6.3-Releaseでは、同じ設定でbuildworld出来たはずだったので、油断してました。
makeの出力をちゃんとログにとって、再挑戦です。
また、何日か、かかってしまうでしょう。
ちなみに、Pentium3S 1.13GHzの方は、マザーボードにCPUを挿すところも入れて、半日(6時間)×2回で、12時間くらいでは終わってると思う。
片手間に作業してるので、いい加減です。
2008年4月16日水曜日
buildworldが終わらない!
make buildworld
を実行して、ほぼ6日経ったが、makeが終わらない!
コンソールをみてると、それなりに一生懸命 make をしている様子。
やっぱり、VIA C3(samuel2) 733MHzには、荷が重いのか?
比較のために、
CPU:Pentium3s(L2cache=512KB) 1.13GHz
マザーボード:AOPEN MX3S-T
メモリ:512MB
を用意して buildworld を実行してどれくらいの時間がかかるか?試してみようと思う。
を実行して、ほぼ6日経ったが、makeが終わらない!
コンソールをみてると、それなりに一生懸命 make をしている様子。
やっぱり、VIA C3(samuel2) 733MHzには、荷が重いのか?
比較のために、
CPU:Pentium3s(L2cache=512KB) 1.13GHz
マザーボード:AOPEN MX3S-T
メモリ:512MB
を用意して buildworld を実行してどれくらいの時間がかかるか?試してみようと思う。
2008年4月10日木曜日
FreeBSD 7.0インストール
なにはともあれ、FreeBSD 7.0-Releaseをインストールしないことには前に進まないので、用意したパソコン( VIA C3 Samuel2 )にインストールしてみます。
FreeBSDのオフィシャルページ( http://www.freebsd.org/ )の「FreeBSDを入手する」("get FreeBSD")ページで、i386のisoイメージを選び、"7.0-RELEASE-i386-bootonly.iso"というisoイメージをダウンロードしてCD-RWに焼く。
そのCD-RWからブートして、インストール!
FreeBSDのインストールは何度もやっているので引っかかるところもなく無事終了。
以前は、CD-ROMを入手して、CD-ROMから全てをインストールしていたが、ネットワーク接続が速くなったので、ftpインストールでも充分耐えられます。
今回は、全部リビルドする予定で考えているので、インストールタイプはdevelopperにして、全ソースをインストールしておきました。
ここから、リビルドに入って行きます。
まず、 /etc/make.confにコンパイルのオプションに、VIA C3向けのcputype、
--
cputype=c3
--
を追加。
KERNELコンフィグファイル( /usr/src/sys/i386/conf/GENERIC )を"SAMUEL2"という名前のファイルにコピー("SAMUEL2"は、VIA C3 733MHz の開発コード名)、そのコンフィグファイルに、VIA C3向けのオプションを追加(名前はなんでもよいのですが、とにかくコピーを編集)。
--
machine i386
options CPU_WT_ALLOC
options CYRIX_CACHE_REALLY_WORKS
--
これらのオプションは、FreeBSDのQ&Aやメーリングリストのログなどを検索して、この辺が妥当そうだと判断したものです。
srcツリーをCVSで最新の状態にするため、以下のコマンドを実行。
--
cd /usr/ports/net/cvsup-without-gui
make
make install
--
cvsup-without-guiをportsからインストールしておき、
--
cd /usr/src
cvsup -L 2 -h cvsup.jp.freebsd.org /usr/share/examples/cvsup/stable-supfile
--
これで、srcツリーを最新の安定版の状態にできました。
いよいよ、リビルドです。
FreeBSDハンドブック「17.4."world"の再構築」にしたがって、以下の手順で作業を進めます。
--
さて、うまく行くでしょうか?
楽しみです。
FreeBSDのオフィシャルページ( http://www.freebsd.org/ )の「FreeBSDを入手する」("get FreeBSD")ページで、i386のisoイメージを選び、"7.0-RELEASE-i386-bootonly.iso"というisoイメージをダウンロードしてCD-RWに焼く。
そのCD-RWからブートして、インストール!
FreeBSDのインストールは何度もやっているので引っかかるところもなく無事終了。
以前は、CD-ROMを入手して、CD-ROMから全てをインストールしていたが、ネットワーク接続が速くなったので、ftpインストールでも充分耐えられます。
今回は、全部リビルドする予定で考えているので、インストールタイプはdevelopperにして、全ソースをインストールしておきました。
ここから、リビルドに入って行きます。
まず、 /etc/make.confにコンパイルのオプションに、VIA C3向けのcputype、
--
cputype=c3
--
を追加。
KERNELコンフィグファイル( /usr/src/sys/i386/conf/GENERIC )を"SAMUEL2"という名前のファイルにコピー("SAMUEL2"は、VIA C3 733MHz の開発コード名)、そのコンフィグファイルに、VIA C3向けのオプションを追加(名前はなんでもよいのですが、とにかくコピーを編集)。
--
machine i386
options CPU_WT_ALLOC
options CYRIX_CACHE_REALLY_WORKS
--
これらのオプションは、FreeBSDのQ&Aやメーリングリストのログなどを検索して、この辺が妥当そうだと判断したものです。
srcツリーをCVSで最新の状態にするため、以下のコマンドを実行。
--
cd /usr/ports/net/cvsup-without-gui
make
make install
--
cvsup-without-guiをportsからインストールしておき、
--
cd /usr/src
cvsup -L 2 -h cvsup.jp.freebsd.org /usr/share/examples/cvsup/stable-supfile
--
これで、srcツリーを最新の安定版の状態にできました。
いよいよ、リビルドです。
FreeBSDハンドブック「17.4."world"の再構築」にしたがって、以下の手順で作業を進めます。
--
# cd /usr/srcシングルユーザモードで起動
# make buildworld
# make buildkernel KERNCONF=SAMUEL2
# make installkernel KERNCONF=SAMUEL2
# reboot
#cd /usr/src--
# mergemaster -p
# make installworld
# mergemaster
# reboot
さて、うまく行くでしょうか?
楽しみです。
2008年4月9日水曜日
ホームサーバ用のパソコン
ホームサーバ用にするパソコンのスペックですが、
CPU : VIA C3 (SAMUEL2) 733MHz
Memory : 1GB (PC133 512MB 2枚)
HDD : 80GB (ATA 100)
ATA-RAIDカード(玄人指向ATA133RAID-PCI2) 320GB(ATA 133) RAID1構成
VGA : VIA S3
というちょっと変わった構成になってます。
以前、低消費電力に惹かれて買ったマザーボード(CPU onboard)を復活させて、ATA RAIDカード経由でRAID1構成を組み、そこに共有ファイルを置こうという考えです。
サーバなのでいつも立ち上げときたいけど、消費電力は抑えときたい、って気持ち。
このCPUだと、CPUの消費電力が10Wh程度のはずなので、そんなに電気は喰わないはず!
ただし、処理能力が低い、同じクロックのPentium3にかなわない、特に浮動小数演算はめちゃくちゃ遅いはず!
なので、X-windowはあきらめて、キャラクタベースでサーバをセッティングしていきます。
また、C3は色々とくせがありそうなので、GCCのマシン指定オプションでc3を指定して、システムのリビルドをして、CPUに合ったバイナリを作って実行させることで、多少、性能のない点をカバーしてみたいと思います。
CPU : VIA C3 (SAMUEL2) 733MHz
Memory : 1GB (PC133 512MB 2枚)
HDD : 80GB (ATA 100)
ATA-RAIDカード(玄人指向ATA133RAID-PCI2) 320GB(ATA 133) RAID1構成
VGA : VIA S3
というちょっと変わった構成になってます。
以前、低消費電力に惹かれて買ったマザーボード(CPU onboard)を復活させて、ATA RAIDカード経由でRAID1構成を組み、そこに共有ファイルを置こうという考えです。
サーバなのでいつも立ち上げときたいけど、消費電力は抑えときたい、って気持ち。
このCPUだと、CPUの消費電力が10Wh程度のはずなので、そんなに電気は喰わないはず!
ただし、処理能力が低い、同じクロックのPentium3にかなわない、特に浮動小数演算はめちゃくちゃ遅いはず!
なので、X-windowはあきらめて、キャラクタベースでサーバをセッティングしていきます。
また、C3は色々とくせがありそうなので、GCCのマシン指定オプションでc3を指定して、システムのリビルドをして、CPUに合ったバイナリを作って実行させることで、多少、性能のない点をカバーしてみたいと思います。
さて、ホームサーバをどうするか?
デスクトップパソコンの方は、PC-BSDのおかげで、難しいことはせず、WebブラウジングとMailの送受信が出来るところまで来れましたが、ホームサーバの方は、そう簡単には行かないでしょう。
ホームサーバと言っても、基本的には、
・家庭内のファイル共有サーバにしたい!
の1点に尽きます。
WindowsからもMacからもアクセスしたいので、まずは、Sambaサーバにするのが良いでしょう。
Webサーバにして、WebDAVでファイル共有というのもありえるし、なにわともあれ、Apache2をインストールして起動しておきましょう。
ファイル共有といっても、各パソコンにある音楽ファイルを共有するには、iTunesサーバになってもらえると便利です。これは、mt-daapサーバを起動すればなんとかなるみたいです。
と、まずは、3つのサーバを起動するのが目的になります。
将来的には、動画の家庭内ストリーミングなんかもできれば、動画ファイルを一ヶ所に集めて保管でき、楽になりそうなので、やってみたいところです。
ホームサーバと言っても、基本的には、
・家庭内のファイル共有サーバにしたい!
の1点に尽きます。
WindowsからもMacからもアクセスしたいので、まずは、Sambaサーバにするのが良いでしょう。
Webサーバにして、WebDAVでファイル共有というのもありえるし、なにわともあれ、Apache2をインストールして起動しておきましょう。
ファイル共有といっても、各パソコンにある音楽ファイルを共有するには、iTunesサーバになってもらえると便利です。これは、mt-daapサーバを起動すればなんとかなるみたいです。
と、まずは、3つのサーバを起動するのが目的になります。
将来的には、動画の家庭内ストリーミングなんかもできれば、動画ファイルを一ヶ所に集めて保管でき、楽になりそうなので、やってみたいところです。
Thunderbirdのインストール
さっそく、メールを読むためにThunderbirdをインストールしました。
PC-BSDのインストールパッケージ、PBIのWebページ(pbiDIR http://www.pbidir.com)でE-Mailのカテゴリを探すと、ThunderbirdとsylpheedのPBIが登録されていました。
Windowsでも使い慣れたThunderbirdを選んでダウンロードしました。
インストールは、ダウンロードしたPBIパッケージをダブルクリックして実行するだけ。あとは、Windows版とほとんど同じ。簡単にインストール出来ました。
アカウントの設定をすれば、メールの送受信が出来るようになりました。
PC-BSDのインストールパッケージ、PBIのWebページ(pbiDIR http://www.pbidir.com)でE-Mailのカテゴリを探すと、ThunderbirdとsylpheedのPBIが登録されていました。
Windowsでも使い慣れたThunderbirdを選んでダウンロードしました。
インストールは、ダウンロードしたPBIパッケージをダブルクリックして実行するだけ。あとは、Windows版とほとんど同じ。簡単にインストール出来ました。
アカウントの設定をすれば、メールの送受信が出来るようになりました。
PC-BSDの使用感
PC-BSDをデスクトップパソコンとして、使い始めてみている訳ですが、元のパソコンのハードがそんなに速い訳でもないので、普通に使えています。
逆に言えば、Pentium3の933MHzで、実用に耐えうる、と思います。
まぁ、「実用に耐えるか?耐えられないか?」って主観的判断なので、なんとも言えないのでしょうが、まぁ、本人がそれほどストレス感じないので、とりあえず、問題なしです!
実際にどんな作業をしているかというと、今のところ、
・本ブログの投稿
・GoogleカレンダーなどWebアプリの操作
・Webサイトの閲覧
くらいです。
つまり、今はFireFoxくらいしか使ってない、ということ。
Windowsを使ってても、基本的には、ブラウザとメーラを使って、必要に応じてワードやエクセルを使うくらいじゃないのかな?
今後は、メールのやりとり、予定の管理(googleカレンダーとの同期?)、Palmとの同期、あたりをやってみたいかなぁ〜、と思っています。
逆に言えば、Pentium3の933MHzで、実用に耐えうる、と思います。
まぁ、「実用に耐えるか?耐えられないか?」って主観的判断なので、なんとも言えないのでしょうが、まぁ、本人がそれほどストレス感じないので、とりあえず、問題なしです!
実際にどんな作業をしているかというと、今のところ、
・本ブログの投稿
・GoogleカレンダーなどWebアプリの操作
・Webサイトの閲覧
くらいです。
つまり、今はFireFoxくらいしか使ってない、ということ。
Windowsを使ってても、基本的には、ブラウザとメーラを使って、必要に応じてワードやエクセルを使うくらいじゃないのかな?
今後は、メールのやりとり、予定の管理(googleカレンダーとの同期?)、Palmとの同期、あたりをやってみたいかなぁ〜、と思っています。
2008年4月8日火曜日
PC-BSD 1.5とAnthyのインストール
実は、既にデスクトップパソコンとしてPC-BSDをインストールして、ブログの投稿もPC-BSD上のFireFoxにAnthyで日本語入力して書いています。
インストールは簡単でした、が、順を追って書いておきましょう。
まず、PCのスペックです。
・Pentium3 933MHz
・Memory 512MB(PC133 256MB 2枚)
・HDD 80GB ATA100
・グラフィックチップ Intel 810
と、何世代も前の標準的なパソコンを目一杯スペックアップした感じです。
実際、CPUもメモリもディスクもCDROMドライブも中古で安く買ってスペックアップしました。
PC-BSDのWeb(http://www.pcbsd.org/)からインストールディスクイメージ(Disk#1,Disk#2)をダウンロードしてCD-RWに焼いて、CDROMから起動!
キャラクタ表示でFreeBSDブートローダが立ち上がります。ここは、デフォルトの1番"Boot PC-BSD"を選びます。
キャラクタ表示でFreeBSDのブートが表示された後、PC-BSDのインストーラが立ち上がります。
ここまでは英語表示ですが、言語で"Japanese"をクリックすると、インストーラの表示が日本語になります。
続いて、キーボードを日本語に設定、ネットワークタイムの設定を有効にし、タイムゾーンを東京にします。利用状況の収集にも協力して、次へ、
ライセンス許可を承認して次へ、
インストールの選択で”新規インストール”を選択して、次へ、
ルートのパスワードを設定し、ユーザを一人追加して、自動ログインを有効にして、次へ、
インストールディスクの選択では、ディスクが一つしかないので、それを選び、ディスク全体を使用しました。ここで、パーティションを自分で編集出来る上級者モードも選べますが、簡単な方を選んで、次へ、
追加機能の選択では、"FireFox","Port Tree","Source Code"を追加しておきました。
とうとう、”次へ”を押すとインストール開始!
途中、ディスク#2と入れ替えて、無事インストール完了!
再起動して、KDEのデスクトップが立ち上がり、OKです。
この状態で、FireFoxで日本語のページを問題なく読めますが、日本語入力は出来ません。
しかし、ちゃんとFreeBSDの偉い人が、簡単に日本語入力出きるように、PBIという、PC-BSDのアプリケーションインストールのパッケージを作ってくれています。
ありがたく利用させてもらいます。
PC-BSDのページ(http://www.pcbsd.org/)のForumで”Japanese Translations"を検索して最新のPBIパッケージをダウンロードして実行すればインストール完了です。
Windowsでアプリをインストールするのと同程度に簡単です。
というわけで、まずは、ブログ投稿をFreeBSDでやれるところまで来れました。
インストールは簡単でした、が、順を追って書いておきましょう。
まず、PCのスペックです。
・Pentium3 933MHz
・Memory 512MB(PC133 256MB 2枚)
・HDD 80GB ATA100
・グラフィックチップ Intel 810
と、何世代も前の標準的なパソコンを目一杯スペックアップした感じです。
実際、CPUもメモリもディスクもCDROMドライブも中古で安く買ってスペックアップしました。
PC-BSDのWeb(http://www.pcbsd.org/)からインストールディスクイメージ(Disk#1,Disk#2)をダウンロードしてCD-RWに焼いて、CDROMから起動!
キャラクタ表示でFreeBSDブートローダが立ち上がります。ここは、デフォルトの1番"Boot PC-BSD"を選びます。
キャラクタ表示でFreeBSDのブートが表示された後、PC-BSDのインストーラが立ち上がります。
ここまでは英語表示ですが、言語で"Japanese"をクリックすると、インストーラの表示が日本語になります。
続いて、キーボードを日本語に設定、ネットワークタイムの設定を有効にし、タイムゾーンを東京にします。利用状況の収集にも協力して、次へ、
ライセンス許可を承認して次へ、
インストールの選択で”新規インストール”を選択して、次へ、
ルートのパスワードを設定し、ユーザを一人追加して、自動ログインを有効にして、次へ、
インストールディスクの選択では、ディスクが一つしかないので、それを選び、ディスク全体を使用しました。ここで、パーティションを自分で編集出来る上級者モードも選べますが、簡単な方を選んで、次へ、
追加機能の選択では、"FireFox","Port Tree","Source Code"を追加しておきました。
とうとう、”次へ”を押すとインストール開始!
途中、ディスク#2と入れ替えて、無事インストール完了!
再起動して、KDEのデスクトップが立ち上がり、OKです。
この状態で、FireFoxで日本語のページを問題なく読めますが、日本語入力は出来ません。
しかし、ちゃんとFreeBSDの偉い人が、簡単に日本語入力出きるように、PBIという、PC-BSDのアプリケーションインストールのパッケージを作ってくれています。
ありがたく利用させてもらいます。
PC-BSDのページ(http://www.pcbsd.org/)のForumで”Japanese Translations"を検索して最新のPBIパッケージをダウンロードして実行すればインストール完了です。
Windowsでアプリをインストールするのと同程度に簡単です。
というわけで、まずは、ブログ投稿をFreeBSDでやれるところまで来れました。
全部、FreeBSDでやってみよう!
2008年3月吉日にいきなり決意した訳なのです。
パソコンから家庭内サーバまで、全部、FreeBSDでやってみよう!と、
以下、主観的な理由、
・最初に本格的にUNIXを触ったのが、SUN OS 4.1.xだったので、BSDの方が体に馴染んでいる。
・FreeBSDは、2.1.xの頃から試したことがあり、やはり、馴染みも深い。
・FreeBSDは、安定性に優れていると思っている。特に、ネットワーク系の処理が安定していてサーバに向いている。
・デスクトップとしてもPC-BSDのおかげで劇的に使い安くなった!
・久々のメジャーアップデートでFreeBSD 7.0がリリースされた!
そして、ダメ押しに、
・SoftwareDesign 2008年4月号にFreeBSD 7.0の特集が組まれた!
くらいかな?
昨今のLinuxの勢いに比べ、FreeBSDの勢いはあまり芳しくないけれど、「Linuxで出来ることは、FreeBSDでも出来るんじゃないの?」と言うのと、「LinuxもWindowsの代わりにデスクトップで使われている訳でもない」って思いもあって、
まぁ、
FreeBSDデスクトップの使い勝手をPC-BSDで試してみたい。
また、家の中にパソコンがいっぱいあって、ストレージ共有とか、家庭内サーバ(ホームサーバ?)が欲しくなったので、低消費電力の非力なマシンをFreeBSDでサーバとして立てて、どこまで出来るか試してみたい。
2台の古いPCを使って、一つをデスクトップに、もう一つをサーバに仕立てることにして、じゃ、ぼちぼち、始めましょうか?
ブログはやったことの記録になるし、目標というか、作業を進めるモチベーションを保つためにも役に立つかな?と考えて同時に始めることにしました。
どこまでやれるか?分からないけど、
意気込みは、「全部、FreeBSDでやるぞ!」って訳です。
パソコンから家庭内サーバまで、全部、FreeBSDでやってみよう!と、
以下、主観的な理由、
・最初に本格的にUNIXを触ったのが、SUN OS 4.1.xだったので、BSDの方が体に馴染んでいる。
・FreeBSDは、2.1.xの頃から試したことがあり、やはり、馴染みも深い。
・FreeBSDは、安定性に優れていると思っている。特に、ネットワーク系の処理が安定していてサーバに向いている。
・デスクトップとしてもPC-BSDのおかげで劇的に使い安くなった!
・久々のメジャーアップデートでFreeBSD 7.0がリリースされた!
そして、ダメ押しに、
・SoftwareDesign 2008年4月号にFreeBSD 7.0の特集が組まれた!
くらいかな?
昨今のLinuxの勢いに比べ、FreeBSDの勢いはあまり芳しくないけれど、「Linuxで出来ることは、FreeBSDでも出来るんじゃないの?」と言うのと、「LinuxもWindowsの代わりにデスクトップで使われている訳でもない」って思いもあって、
まぁ、
FreeBSDデスクトップの使い勝手をPC-BSDで試してみたい。
また、家の中にパソコンがいっぱいあって、ストレージ共有とか、家庭内サーバ(ホームサーバ?)が欲しくなったので、低消費電力の非力なマシンをFreeBSDでサーバとして立てて、どこまで出来るか試してみたい。
2台の古いPCを使って、一つをデスクトップに、もう一つをサーバに仕立てることにして、じゃ、ぼちぼち、始めましょうか?
ブログはやったことの記録になるし、目標というか、作業を進めるモチベーションを保つためにも役に立つかな?と考えて同時に始めることにしました。
どこまでやれるか?分からないけど、
意気込みは、「全部、FreeBSDでやるぞ!」って訳です。
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